業務用エアコンの取り付け費用と工事見積の見方!取り方のポイントを解説

業務用エアコンの取り付け費用と工事見積の見方!取り方のポイントを解説
業務用エアコンの設置工事費用は、エアコンの種類や馬力、設置場所などによって大きく異なります。一般的には、4万円~20万円程度が相場です。この費用のばらつきには、さまざまな要素が絡み合っています。

今回は、業務用エアコンの設置工事費用の相場をまずご紹介していきましょう。その上で、費用項目の要素の説明と見積依頼のポイントを説明します。最後に保守点検についても触れました。

業務用エアコンの設置工事費用の相場

冒頭でも紹介したように、業務用エアコンの設置工事費用は、エアコンの種類や馬力によって異なりますが、一般的には約4万円から20万円程度です。エアコンの種類別に見ると、壁掛け型は約4万円から13万円、床置き型は約5万円から18万円、天井吊型は約7万円から20万円、天井埋め込み型は約8万円から21万円が相場となります。

馬力別に見ると、シングルタイプ(室内機1台・室外機1台)では、2.5馬力までなら約4万円から8万円、3馬力なら約6万円から10万円、4馬力なら約7万円から11万円、5馬力以上なら約9万円から15万円が相場です。マルチタイプ(室内機2台・室外機1台)では、3馬力なら約8万円から12万円、4馬力なら約9万円から14万円、5馬力なら約10万円から16万円、6馬力以上なら約12万円から21万円が相場となります。

ただし、これらの費用はあくまで目安であり、実際には設置環境や工事内容によって異なります。また、追加工事費用が発生する場合もありますので、必ず複数の業者から見積もりを取って比較がおすすめです。次に、相見積もりの注意と、見積もりを見るための説明をしていきます。

業務用エアコン取り付け費用にかかる要素と見積もり依頼のポイント

業務用エアコン取り付け費用にかかる要素と見積もりを依頼する時のポイントについて、費用ではなく、項目要素とその説明を中心に、解説します。また、見積もり依頼の注意点もお伝えします。業務用エアコン取り付け費用の要素とは、大きく以下の3つです。

  • 材料費
  • 労務費
  • 諸経費

材料費は、エアコン本体及び室外機以外に必要な部材の費用です。配管や電線、金物などが含まれます。材料費は、エアコンの種類や馬力、設置距離や配管の長さなどによって変わります。材料費を抑えるためには、既存の部材を再利用できるかどうか確認することが重要です。

労務費は、工事を行う専門スタッフの人件費です。労務費は、工事の難易度や時間、作業員の人数や資格などによって変わります。労務費を抑えるためには、工事内容や工期を明確にすることが重要です。

諸経費は、工事にかかる実費です。交通費や養生費、運搬費などが含まれます。諸経費は、現場の状況や業者の方針によって変わります。諸経費を抑えるためには、見積もり書に詳細に記載されているかどうか確認することが重要です。

見積もりのポイントとしては、以下の4つのことに注意するとよいでしょう。

  • 見積もり書には工事内容や材料名、数量や単価などが詳細に記載されているか確認する。
  • 諸経費や追加工事費用が発生する可能性があるかどうか確認する。
  • 複数の業者から見積もりを取って比較する。
  • 保証やメンテナンスサービスがあるかどうか確認する。

以上、業務用エアコン取り付け費用の要素と見積もりのポイントについて解説しました。
次の2つの章では、維持管理と保守、そして省エネ効果について説明していきます。

業務用エアコンの維持管理と保守について

業務用エアコンは、快適な室内環境を提供するだけでなく、省エネやコスト削減にも貢献する重要な設備です。しかし、長期間にわたって使用すると、故障や性能低下のリスクが高まります。そこで、業務用エアコンの維持管理と保守について、法的な義務や保守点検の内容、メリットについて説明します。

保守点検の義務

まず、法的な義務についてですが、業務用エアコンは、建築物の設備として消防法や建築基準法などの関係法令に基づき、定期的な点検や整備を行う必要があります。とくに、冷媒漏れの防止や冷媒回収の義務は、フロン排出抑制法によって厳しく規制されています。業務用エアコンの所有者や管理者は、これらの法令を遵守し、適切な維持管理と保守を行う責任があるのです。

次に、保守点検の内容についてですが、一般的には、簡易点検と定期点検の2種類があります。簡易点検は、月に1回程度行うもので、運転状況や異常音・臭い・振動の有無などを確認するものです。定期点検は、年に1回程度行うもので、冷媒量や圧力・温度・電流・電圧などを測定し、フィルターやファン・コンプレッサーなどの清掃や調整を行うのです。保守点検は、専門的な知識や技術が必要なため、メーカーや販売店などの専門業者に依頼することが望ましいのです。

保守点検のメリット

最後に、保守点検のメリットについてですが、以下のようなものが挙げられます。

  • 故障や事故の予防
  • 性能や効率の向上
  • 寿命や耐久性の延長
  • 省エネやコスト削減
  • 快適性や安全性の確保

以上からわかるように、業務用エアコンの維持管理と保守は、法的な義務だけでなく、経済的・環境的・人的なメリットも多くあります。業務用エアコンを長く安心して使用するためには、定期的かつ適切な保守点検を行うことが重要です。

まとめ

業務用エアコンの取り付け費用について、費用の要素や見積もりのポイントについて解説しました。適切な取り付け方法と設置場所の選定、維持管理と保守の重要性についても説明してきました。オフィスの快適な作業環境を実現するためには、適切なエアコンの取り付けが欠かせません。そして適正な費用見積もりを得るためには、専門業者の選定や契約内容も重要です。また、定期的なメンテナンスと保守を行うことで、エアコンの寿命を延ばし、効率的な運用を実現します。最適なエアコンの取り付けと運用によって、快適で省エネなオフィス環境を実現しましょう。

「株式会社glow」は福岡県春日市に拠点を置き、九州一円で多数の業務用エアコン工事を手掛けています。当社は受注からアフターフォローまですべて自社で工事を行います。マージンがかからないので価格には自信があります。お気軽にご相談ください。

(株)glow(福岡エアコンサポート)

TEL:092-584-4560
受付時間:10:00~19:00

【メール・LINEでのお問い合わせは24時間受け付けております】
メールアドレス:glow.the.office2@gmail.com
ライン公式アカウント:

 友だち追加